こんにちは、宮台です。
今日のワンセルフカードは2枚。
最初に出たカードが【熱】だったのですが、「なんか違うものを選んでしまった」感があって、引き直しました。
そして出たのが【言】
言葉に話し手の魂が宿ったとき、
言葉は相手の心にまっすぐに届きます
合点がいきました!
「魂」=【熱】ではないかと。
熱と言うと、火傷しそうなくらい高温のイメージでした。
なんせ熱のカードのイラストも赤いし!!
でも、お風呂に浸かってるときのような、人肌に触れているときのような、じんわり温まる熱もあるわけですよね。
言葉も同じ。
”熱のこもった言葉”というと、わたしは、どうしても多くの人々を焚きつけるような言葉をイメージします。
たとえば、
「government of the people, by the people, for the people」の、リンカーンの演説(アメリカの自由と平等の原則)
「I have a dreem」の、キング牧師の演説(黒人人種差別撤廃)
「 all we are doing with this bill is allowing two people who love each other to have that love recognized by way of marriage. That is all we are doing. (今、私たちがやろうとしていることは”愛し合う二人の結婚を認めよう”ただそれだけです。)」の、モーリス・ウィリアムソン議員の演説(同性婚を認める法案)
「もっと熱くなれよ 熱い血燃やしてけよ!人間熱くなった時が本当の自分に出会えるんだ!!だからこそ、もっと熱くなれよおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」の、松岡修造
まさに、相手の心に火をつけて、高揚させるような名言の数々!
だけど身近な現実に目を向けてみると、相手が独り言のようにぼそっと呟いた言葉とか、本に出て来た一節だとかに、ハッと気づかされたり、後々まで記憶に残るくらい強い印象が残っていたり…っていうことありませんか?
わたしはあります。
たとえば、「人は自らが一生をかけて学ぶべきものを、他の人に教えていくのだ」という言葉とか…。
数年前にたった一度目にしただけで、強烈に印象に残ってずっと覚えています。
上述の演説系が高温の熱だとしたら、こうした何気なく見聞きして印象が強い言葉は、じんわりと広がる熱。
どちらにしても共通しているのは、本心から出ている発言ということでしょう。
独り言なんてそれこそ、本音がぽろっと出てるものですもんね(笑)
有名人でも、無名の一般人でも。
大多数の人に向けていても、相手を想定せずに呟いた独り言でも。
規模に関わらず、想いの込もった言葉というのは、誰かの心にまっすぐに届いていくのだと思います。
昨日upした記事『繊細な人ほど、アウトプットが必要』も、わたしの想いがこもっていました。
一晩明けたら、こんな感想メッセージが来てました。
ありがとうございます!
昨日の記事本文にも書いた通りですが、わたしは自分のメンタルケアのためにブログを書いてます。
だから独り言と一緒。
それなのに、心に響いた人がいらっしゃったんですね~。
そもそも読んでくれた人がいるだけで嬉しいし(笑)、反応があるだけで嬉しいし(笑)
まして、”感想を述べる”と言うのも立派なアウトプットなので、実行してくださったなんて、筆者として最高に幸せですね!!
想いがこもっている言葉、本心からの言葉は、聞く人(見る人)に影響を及ぼします。
日本では古来より言霊信仰がありました。
呪(しゅ)なんです。
言葉は相手にエネルギーを与えることもできるし、相手のエネルギーを奪うこともできます。
だから言葉使いには気をつけましょう……だれでも一度はどこかで聞いたことがあるのでは。
それでは、相手への言葉に気をつけるように、
自分自身に対して普段どんな言葉を投げかけているか、意識したことはありますか?
自分のやる気をなくさせるような、いじめるような言葉を使ってませんか?
同じ投げかけるなら、愛に溢れたあたたかい言葉がいいですよね。
「ありがとう」
「毎日がんばってるね」
「無理しないでね」
「愛してる」
「大好きだよ」
「キレイだね」
「できるよ」
「素晴らしい!」
などなど。
自分に向かって言うなんて最初は照れ臭いかもしれませんが、やってみるとわかります。
じんわり全身に熱が広がっていきますよ。
言葉に話し手の 熱 が宿ったとき、
言葉は相手の心にまっすぐに届きます