少し前に、電車の車内広告にふと目が留まりました。
『才能は好きなことの中にしかない』
そんなコピーが、ポスターの真ん中にでかでかと書いてあったのです。
わたしはこれを見て、そうかなぁ?とひっかかっていたのでした。
今でこそわたしはカラーセラピーの講師業を楽しくしていますが、実は子どもの時に絶対なりたくない職業ツートップが、
・先生
・看護婦(あえて昔の言い方で書きます)
でした。
どちらも「大変そうだから」
それが今では、先生と呼ばれることがすっかりあたりまえになっている日々。
そして、健康に関することで人のお世話をするという意味では、看護婦とセラピストは似たようなものではないですか(笑)。
だからわたしの場合は、『才能は嫌いなことの中にあった』のです。
しかし今になって思い返してみると、学生時代に同級生に宿題を教えていて、「宮台さんは教えるの上手だね!すごくわかりやすい!」と褒められたことが何度かありました。
だからあの当時から才能はあったのです。
ただ自分が気づいていなかった、受け入れていなかっただけなのでした。
わたしが通った大学では教職免許が取れる課程もありました。
しかし上述のように、「先生は絶対なりたくない職業」だったので、一応教職とっておこうという同級生が多い中、わたしは一切目をくれずに卒業しました。
もしも一応教職とっていたら…わたしの人生はまた大きく変わっていたのかもしれません。
カラーセラピーの先生ではなく、英語の先生になっていたかも。
そうすると、今こうしてこんなブログも書いていなかったのかも…。
でも、もし英語の先生になっていたとしても、いつしかカラーセラピーの先生になっていたかもしれません。
タラレバは考えるときりがないですけど、パラレルワールドが存在するならば、そういう人生を送っている私を見てみたいです(笑)
話を戻しますが、
価値観の優先順位が高い方から満たしていくと、人生の幸福度は増します。
ですが、今までと違う方向に人生を拓いていきたいのであれば、嫌いなこと・苦手なこと・避けてきたことをやってみるといいですよ。
今までの人生で排除してきたことを取り入れるので、それは創造の斜め上の展開にしかならないわけです(笑)。
また、嫌いなこと・苦手なこと・避けてきたことというのは克服するのに時間も手間もかかります。
どうにかできるようになろうと試行錯誤します。
その過程を知っているので、人に教えることができるのです。
つまり、人を輝かせるための才能です。
最初から当たり前にできることは、なぜ自分でもできるのかわからないので、人に教えることはできないのです。
自分が輝くために使う才能ですね。
だから、だれでも必ず才能を持っているのです。