新元号・令和に寄せて

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さきほど、新元号が『令和』と発表されました。

『れいわ』

響きだけきいてると、なんだか神秘的な雰囲気がします。
れの音ですかねー。

霊のれ。

らりるれろって口の中で舌の動きが極めて重要。
転がってるイメージです。(実際は転がってませんw)

そういえば、『流転 るてん』なんて言葉もあります。

『流暢 りゅうちょう』もあります。

水が滞りなく流れている雰囲気がラ行には感じられます。

今回の令和がもとになった万葉集の、梅花(うめのはな)の歌三十二首の序文。

「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す」

早速、令月の意味を調べてみたら、「何事をするにもよい月。めでたい月」

この場合の令は、ご令嬢の令と同じ使い方ですね。

令の字は、「頭上に頂く冠の象形」と「ひざまずく人」の象形から、人がひざまずいて神意を聞く事を意味するとのこと。(命令の令)

その令の字になぜ「よい」という意味が加わったかというと、神様のお告げは良いもの美しいものだからだそうです。

神様。

さて、私たちにとっての神様とはなんでしょう?
誰の声が美しいものでしょう?
誰の声を聞きますか?

わたしはやっぱり、自分の心に正直に生きたいなとおもってます。

令和の時代。

流れる水の如く澄み切った心で、和やかに過ごせますように。

 
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