ワンセルフカード一枚一枚について、私が感じたことを書こうシリーズ。
今日のカードは【答】です。
わたしは2012年に、TCカラーセラピーに出会いました。
それまで、「カラーセラピー」というものは、=オーラソーマ=「怪しい、スピリチュアル、占いみたいなもの」というイメージでした。
それがTCカラーセラピーを体験してみて、「カラーセラピーそのものはちっとも怪しいものではない!心理学を使っているものだ!」と、思い込みから解放されました。
(でもオーラソーマはスピリチュアル要素強いと思います)
その後、ワンセルフカードにも出会いました。
そして、単にセラピストとしての活動だけでなく、
セラピストを養成する講師にもなりました。
つまり、わたしは、「セラピー」という世界に足を踏み入れて、8年が経過したということになります。
この8年を振り返ってみて、自分が変わったな~と思うことがあります。
それは、すべてにおいて正解を求めることがなくなったということです。
逆に言えば、「セラピー」と出会う以前の私は、すべてにおいて正解を求めるタイプの人間でした。
AかBかどちらを選択すべきかという状況に直面した時、Aの方が正解だからAを選ぶ。
(正解の基準をどこに置くかによって、正解は変わります。
たとえば仕事においてだとしたら、数字が上がること・経費削減することをゴールにして、それに合った正解が設定されます)
人に何か声をかけられたとき、その人が望んでそうなことを言う(その人が望んでること、その人が喜びそうなことを言うのが正解)。
みたいな感じです。
私はどちらかと言うと私は男性脳が強く、ゴール指向・問題解決型です。
数字が好きです。
数字がすべてです。
結果に反映されなければ、そのプロセスは無意味・無駄と考えるところがあります。
また、一方で、人の心の動きに敏感なところがあるので、
「こう言ったら、この人は喜ぶだろう」
「この人はこう言って欲しいんだな」
というのを無意識に察知して、それを言ってあげようとするところがあります
余談ですが私は数学やパズルが好きです。
「解」が決まっていて、「正しい」やり方をとれば、導き出せるのです。
でも、人間の心は不思議です。
「正解」があるのに、わかってるのに、違うことをしようとするところがあります。
AとBという同価格の商品があって、Aの方が中身の品質は格段にいいのに、中身が薄っぺらいBの方が流行を巻き起こしたりします。
Bを選んでいるのは人間の心です。
不思議です。
そんな私がセラピーの世界に足を踏み入れました。
カラーセラピーにしろ、ワンセルフカードにしろ、
ツール(色、ワンセルフカード)を使って自分が感じたことや思い当たることを話していくカウンセリングのスタイルで進行していきます。
以前の私だったら、色やカードで明示されていることに対して、「正解はなにか?」「なんと言えば正解か?」ということを考えながら話していたような気がします。
たとえば、この記事のテーマである【答】のワンセルフカードには、下記のようなサブメッセージが書かれています。
疑問の中に生きよう!
そうすれば、いつしか答えは
きっと見つかるのだから
以前の私だったら、「このサブメッセージに対する答えは何か?」という観点で言葉を話していたということです。
でも、セラピーは正解を導き出す数学でもパズルでもテストでもありません。
「このサブメッセージを聞いて、感じたこと、思い当たること」を話せばそれで良いのです。
時には、「カードにはこう書いているけど、私はそう思わない!」ということもありえるわけです。
これは、セラピーをしているときだけのことではありません。
尊敬している憧れている人がいて、以前の私は、「○○さんが言うことは絶対正しい。その言う通りにできないわたしの努力が足りないのだ」と考えていました。
今の私は、尊敬している憧れている人の言ってることでも、自分はそうは思わないなら、○○さんの言うことに迎合しません。
時には「そう思わない」と主張する時もあります。
セラピスト(セラピスト養成講師)をしていると、
過去の私と同じような人とお会いすることが少なくないです。
つまり、すべてにおいて正解や意味を求める人です。
今の、そしてこれからの私の課題としては、
そういう人に対して、「セラピーは正解や意味を求めるものではない。自分が感じたことや思い当たることを表現すればいいんだ」ということをわかってもらうこと。
わかってもらうために、私はどういう伝え方をしたらいいんだろう?何をしたらわかってもらえるだろう?
です。
試行錯誤はまだまだ続きます。
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